インフルエンザの変異株「サブクレードK」
先日からインフルエンザが流行っているというニュースが流れているが、身のまわりも例外ではなくなっている。
塾生で欠席の連絡を受ける例がぽつぽつ出てきた。
私の甥(高1)は定期考査を前に学年閉鎖になってしまったという(甥自身もダウン)。
インフルエンザの流行といえば1月・2月の話題で、11月は予防接種を受けた(あるいは受けていない)という会話をする時期だと思っていたが、今季はもう流行期に入っているようだ。
先日ショッピングモールの中を歩いていてもマスクをしている人を多く見かけ、コロナ禍の最中を想起させた。
「今流行して1月・2月に流行らないなら受験生にとっては都合がいい」などと暢気に構えてしまっていいのか(高校入試界隈にいるのでそういう日程で捉えてしまうが、大学入試の推薦型・総合型受験組ももうだいたい終わったぐらいだろう。よく知らないが)。
そんなふうにお気楽に構えていたらさらなる大流行が本来のシーズンにやってきたなんてこともあり得るのでそうとも言っていられない。
ニュースで「変異株」という言葉を久しぶりに聞く(コロナ禍以来か)。
新型コロナウイルスの話でなくてインフルエンザウイルスの変異株が検出されているという。
「サブクレードK」というらしい。
インフル猛威 新変異株「サブクレードK」の脅威
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900178593.html
「免疫を持っている人が少ない、もしくは免疫がないので感染しやすいと考えてよろしいと思います。症状としては、決してこの変異株が重症化しやすいとか、そういうことでは決してないと」
「従来のワクチンは、ある程度一定の効果はあると考えてよい。基本的には重症化を防ぐという意味で、効果を発揮すると考えてよい。今までの抗インフルエンザ薬の効果というものは、ほぼ全く同じと考えてよろしいと思います」
私たちがもっている既存の免疫が効きにくく、さらにワクチンも「ある一定の効果はあると考えてよい」という話だが、従来株ほどは効いてくれないかもしれないということだろうか。
1月・2月にさらに流行の大きな波がやってくる可能性もある。
警戒しながら教室運営したい。

