もういくつ寝ると

新年まで2週間もないのだとカレンダーを見て改めて知る。
個人的には全然「年の瀬」という感じがしない年の瀬だ。
とりあえず、気候はいつの間に年の瀬らしい感じで冷えてきて、雪も舞った。
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023  
  
  
  
  
といってもこの仕事をしているせいか、今までも年の瀬というのはあまり感じてこなかったが。
私が年末だ年の瀬だというのを世間並みにはっきり感じるようになるのはこの仕事を引退してからかもしれない。
逆に世間のほうが年末年始を年々「スペシャル」なものにしていない感じではあるが…
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023  
  
  
  
  
この塾を始める前、かつての勤め先では正月も授業していたのを思い出す。
正月の教室準備を進めている合間に勤め先近くの食堂で紅白をぼんやり見た記憶もある。
あの頃は無茶苦茶だった。
新年を仕事場で迎えたとか初日の出を仕事場の非常階段に出て見たなんて人もいたか。
年末年始、控室(というか給湯室)で寝泊まりしていた社員もいた。
私も含めて若い集団だからできた所業だが、今となっては考えられない。
(私は仕事場に泊っていないし初日の出を仕事場で見たりもしていないが)
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023 
  
  
  
  
懐かしい。
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023  
  
  
  
  
この塾を開いてから、正月は基本的にお休みをいただいている。
年明け早々から入試が始まる中学受験の生徒とか、やはり1月に行われる共通テスト対策にいそしむ一般入試を目指す大学受験生(と書かないと結構な割合を占める推薦組はもう合格が決まっている)が対象の塾なら、正月に全く授業をやらないという選択肢はないかもしれないが、当方は公立高校受験生を相手にしている。
高校受験生とて冬休み明け早々には最後の定期テストやら実力テストが控えているが、本番は3月(私立は2月)
息切れしてもらっても困る。
この塾の26年の歴史の中で大晦日に教室を開けたことは何度かある(といっても授業でなく自習)が、正月三が日のどこかで塾を開けたのは1,2年あっただろうかという程度。
基本的には休み。
大晦日に開けたのも、私の大掃除もどきのついでだったからである。
そう、大晦日にも広義の「仕事」は毎年やっているのだった。
授業はやっていないが。
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023  
  
  
  
  
今年も大晦日には大掃除もどきをやっている私が塾にいるだろう。
年々縮小傾向にある「もどき」ではあるが、今年も鏡餅を飾って
張り紙をして…ぐらいのことはするだろう。
初期の頃にやっていた窓の掃除だ外のすす払いだなんていうのはずいぶん前からこの時期にはもうやっていないが。
本来、塾にとっての正月は3月。
高校入試が終わったころなのである。
ほっとする時期でもあり、新しい年(というか「年度」だが)が始まったと実感する時期でもある。
  
  
  
  
Kengakujukulogo2023