【2026年春入試】「令和8年度岐阜県公立高等学校入学者選抜の実施概要一覧のまとめ」を見る

県教委の公立高校入試のサイトばかり見ていたので、県の報道発表資料のほうに「令和8年度岐阜県公立高等学校入学者選抜の実施概要一覧のまとめ」というものがあるのを見忘れていた。
一応見ておく。
以下はその内容から一部を写し取ったもの。

   


岐阜県教育委員会2025年6月30日発表「令和8年度岐阜県公立高等学校入学者選抜の実施概要一覧のまとめ」の一部を抜粋 

  

こういう具合に全体的なことしか書いてない文書だから、だからどうなんだという話ではあるが、あちらにも書いたように調査書7:学力検査3という調査書偏重のところは少なく(岐阜地区と西濃地区では羽島高校だけになった)県全体でも2校だけになったんだなと。
羽島高校以外のもう1校はどこなのかなと調べたら、土岐紅陵高校だった。
調査書6:学力検査4の内申点重視のところも5校のみ(岐阜地区と西濃地区では岐阜各務野高校と池田高校のみ)
岐阜・西濃以外のあと3つはどこなんだろう、3つぐらいなら探せそうだと思ってチェックしたら八百津高校、郡上北高校、吉城高校(普通科のみ)
これとは真逆、つまり3:7の当日点重視は岐阜地区・西濃地区で8校(岐阜、岐阜北、加納、岐山、長良、各務原西、大垣北、大垣東)あちらの記事にも書いたが、全県でも8校。
つまり上に書いた8校以外に3:7の高校はないということである。
県全体の134学科のうち92学科が調査書5:学力検査5。
学科ベースで見たら7割近くのところが選択している比率ということになる。
これは今日のように学校ごとにその比率が3:7~7:3の範囲で定められるようになった時代の前からの伝統的な比率なのでそれを継承しているということだろう。
それよりも学力を重視したい高校が3:7(や4:6)を選び、内申点を重視したい高校が7:3(や6:4)を選んでいる。
そういう意味で普通科進学校ではない職業学科の大垣桜が来春から5:5→4:6にしたのは改めて興味深いと思ったのだった。

・・・なーんてこともkengakujuku.netのほうに書いたほうがいいのかなと迷ったが、今日のはどちらかというと個人の感想だからこっちかな。